ヤギ
私が小説執筆という趣味を始めてから、もうすぐ2年になります。そんなことを考えていたら、ふと、ネット上にある私の作品の中で最も古いものをここにアップしてみたいと思い立ち、投稿してみました。約3000字のヒューマンドラマです。
北風(ならい)
けっこう初期のころの旧作。書けなくてジタバタ苦しんでいた時の作品で、春夏秋冬の風がテーマの4部作にするつもりだったけど、冬の北風を書いたところで力尽きちったwおれは自らを削り出す心づもりで書くんで、そういう時の言葉は尖って鋭角になり、文体は詩のように短くなる。
金色夜叉「金で愛は買えないというラブコメです」
尾崎紅葉の「金色夜叉」は作者の「死」によって未完の小説となってしまったので「金で幸福は買えない」という、ありきたりなストーリーで完成させました。エッチはありません。エッチな小説を出すと、お偉い文芸評論家先生に「変態小説」「キチガイ」「非人間」あつかいされるので・・・・・
どんでん返し
鍛錬場や伝言板よりもスレッドが居心地良い今日この頃。ろくに執筆してないので、ショートショート修行の時に書いたものからいくつか見繕ったのと、その後の作品をいくつか寄せ集めました。多分、一話400-1000字位の読み切りです。なので、ぷりもファンの方には既読かもです。最後の一行で落とすのを理想としてますが、それはなかなか難しいものですな。【校閲歓迎】です。
『坂東の風』第九章 第10話(最終話)
藤原秀郷の落し胤・六郎千方(幼名:千寿丸)は、母の実家、武蔵国・草原《かやはら》で育っていたが、14才の春、兄の千常が突然迎えに来た。父に会えると思い兄に従って下野《しもつけ》に行くが、千常から与えられた郎党の朝鳥と共に、三年間、蝦夷《えみし》の隠れ郷で過ごし、弓、乗馬、太刀打ちの鍛錬をしなければならない事になる。
今日のラクダ
GWの6日間(4月28日〜2024/05/03)。1日1時間(最終日は2時間)、合計8時間をかけて小説を書いてみました。近代過去と近未来、現在を記して、日付を跨ぎ、私じゃない私に移行し続ける作品を手掛けたかったのですが、私自身が迷路に迷い混んでしまった。つまり、【失敗作】です。これも一つの駄作として公にします。時間の制限を書けているため、最終の見直しができていません。皆さんに、指摘を頂きなおしていきたいです。ちなみに、時系列もいじっているために、私の中で混乱が起きて、わからなくなっています。許容のできる心優しい人、この文章を救済してください。
貴方に捧げる歌
学校でも有名なワル堀田は将来歌手を目指していた統子と初めて会ったのは、河川敷の草むら。服が破け下着が露出していた。彼女は不良グルーブに襲われた。いくらワルでもか弱い女性を襲うとは許せず、三人を探して袋叩きにしてやった。時には流れ10年後統子は売れっ子の歌手になっていた。一方、堀田はボクシングの道に進み日本チャンピョンに。統子が有名な歌手になったと知った三人組は過去の事を知られたくなかったらと強請って来た。有名人にとってこれが暴かれたら歌手生命に関わる。怒った堀田は三人組を半殺しにして刑務所に入る事に……
やめればいいのに……
パチンコにしてもお酒にしても、人間、やめられないものってあるものです。経済的な損失、健康的な損失があるにもかかわらず、人間ってバカだな、と思うわけだけれども、自分も食い過ぎという悪癖を持っているので他人事ではない。そんな愚かさが伝われば幸いです。そうそう、僕はタバコが大嫌いなのだけれども、JTの株を持っている。これは大いに矛盾しているかもしれない。
魔性の男
芥川龍之介の『藪の中』って小説があるんですけど、人によって見たものって変わるよねっていう話でした。だけどその違いっていうのがあまりにも食い違っていたらどうなるんだろう、って思って書きました。表現したいものは、答えが出ないっていう不快感と、藤田は結局何者なんだっていう疑問を表現しようと思いました。執筆上の挑戦、としては主人公の意識、というものを強調しようとしました。自分のセリフには興味がないからかっこをつけないで、興味のある回答のほうにだけかっこをつけました。あとは、インタビューの内容のみを載せることでインタビュアーが余計なことを言わないよう、情報を制限しました。その結果、出来の悪い、容疑者の証言シーンみたいになりました。これでよかったのかわかりません。
その処方箋、ちょっと待った!!
約7000字の「職業もの」作品となります。作家でごはんに投稿した作品は、これで7つめになりますが、この作品も過去に投稿した作品と同じように知識メインの作品となっております。工夫した点としては、主人公に決めセリフ「その処方箋、ちょっと待った!!」を言わせたところです。主役らしさを演出してみました。薬剤師は一見すると地味な仕事ですが、医療では「最後の砦」と言われています。そのあたりを表現できていればいいかな、と思っています。
影を睨む
自分の実体験を元に今回の執筆を行いました。創造活動の中でどうしても頭の中に浮かんでしまう才能というものを考えるきっかけになれば幸いです。こちらに投稿するのが今回で4作品目になるので、ご感想やご指摘をいただき、執筆活動の励みにしたいです。
ボーダーライン上の舞曲
旧作。おれのヤヴァイ部分が如実に表明された作品です。これだけの狂気を書ける人はいないでしょう。ただ、そうした文を書き連ねるのが途中で恥ずかしくなるだけの理性・倫理はキチンと持ち合わせている。作品がいきなりブチ切れたようになっているのは、そのためです。